会社を作ろうと思ったら、まず何をしたらよいでしょう。
今どきでは、会社は簡単に作れるようになりました。

①お金を用意します。
会社を作るためには、お金がいくら必要か？
会社に最初に用意するお金を「資本金」といいます。
この資本金は、会社を立ち上げてすぐ必要となる費用と同じぐらい用意しておくのがベストです。
例えば、設備投資とか、仕入とか、そういった支出に必要となるのがいくらぐらいなのか
ざっと予想しておく必要がありますね。
そのほか、設立登記にかかる費用も含めて予算を組んでください。

②社名や事業目的、事業年度などを考える
社名は、同じ場所に全く同じ名前の会社がすでにある場合登記できません。そういった事例はあまりないでしょうけど、念のため、法務局で確認します。
事業目的は、これからすぐにやろうと思っている仕事以外でも、のちのちやってみたい仕事や
派生して出てくる仕事なども目的に追加しておくと、何度も登記しなくて済み、経済的です。
また、役所の許認可が必要な事業もありますので、その辺はよく調べておく必要があるでしょう。

③定款をつくろう
定款、とは会社のルールブックです。定款には、法律上、絶対決めて載せておかなければいけない事柄とそうでないものがあります。
また株式会社の場合は、作った定款を公証役場で認証してもらう必要があります。

④登記が終わったら、税務署や市役所などに会社を作ったという届を出します。
設立届と一緒に、「青色申告承認申請書」や「給与支払事業所開設届」なども提出しておくとよいでしょう。
また、会社を作ったら、たとえ社長一人の会社であっても、社会保険の加入義務が生じますので
年金事務所にも「新規適用届」を提出し、開業したことを知らせなければなりません。

ただし簡単とはいっても、すべてを一人でするのは大変です。
それなら、手続きは人に任せて
ご自身は、会社の経営に尽力したほうがベストではないでしょうか。